紫陽花が咲く季節に
先日、オートクチュール刺繍のワンデイレッスン「紫陽花のブローチ」を開催いたしました。

紫陽花は、同じ花の中にもさまざまな色が重なり合い、見る角度によって表情が変わる花。その美しさを表現するために、リボンの色は、グラデーションのリボンも含め3色を組み合わせて制作しています。
さらに今回は、少し変わった形のスパンコールをアクセントとして使用しました。
リボン刺繍だけでは表現できない繊細なきらめきと存在感を加えることで、光の当たり方によって表情が変わる、立体感がある紫陽花らしい作品に仕上げています。
ご参加くださったお二人
今回ご参加くださったのは、時々ワークショップやレッスンにお越しくださるAさんと、高校時代からのお友達のIさん。
お二人ともリボン刺繍は初めてでしたが、とても熱心に取り組んでくださいました。

同じデザインでも
「どの色をここに入れようかな」

「この辺りにもう少しこの色を増やしたいな」

「ここの隙間が気になるかも」

と、作品と向き合いながら少しずつ形を作り上げていきます。

正解がひとつではないからこそ、それぞれの感性が作品に表れるのも、このレッスンの楽しさのひとつです。
手を動かす時間の心地よさ
レッスン中、お二人から印象的な言葉をいただきました。

初めてだけどすごく楽しいです。

気分転換になります。
いつもの疲れとは違う疲れで心地良いですね。

色の配色に悩みますが、それも楽しい♪

熱中しすぎて肩が凝っちゃっても
それさえいつも凝り方と違ってなんだかスッキリする。
細かな作業は集中力を使います。
けれども、日常のあれこれを少しだけ脇に置いて、目の前の作品に向き合う時間は、どこか気持ちを整えてくれるようにも感じます。
忙しい毎日の中で、自分のためだけに手を動かす時間。
作品が完成する喜びはもちろんですが、その過程そのものが贅沢な時間なのだと改めて感じました。
私自身もそうなのですが、刺繍をしているときは不思議と他のことを考えなくなります。
気付けば時間があっという間に過ぎていて、肩は少し凝っているのに気持ちはスッキリ。
お二人のお話を伺いながら、「ああ、この感覚は同じなんだな」と嬉しくなりました。
同じ材料でも違う表情に
今回使用した材料は同じですが、選ばれた色が違うこともあり、完成した作品はそれぞれ違う表情になりました。
リボンの配置や重ね方、スパンコールの位置によって、葉っぱの角度、色合いによって、優しい雰囲気になったり、華やかな印象になったり。
紫陽花が一輪一輪違う表情を見せてくれるように、完成したブローチにもそれぞれの個性が表れていました。
これも手作りならではの楽しさを感じる瞬間です。

「ガラスの上に載せた写真が綺麗だったのでそんな風に撮りたい!」
とのリクエストがありましたので、
お二人の作品を一緒に並べて完成品を撮影させていただきました。
お二人らしい紫陽花が並び、とても素敵な一枚になりました。
世界にひとつだけの紫陽花
ひと針ひと針丁寧に仕上げられた紫陽花のブローチ。
初めてのリボン刺繍とは思えないほど美しく完成し、私自身もとても嬉しくなりました。
同じ材料から生まれた、世界にひとつだけの紫陽花。
ご参加くださったAさん、Iさん、ありがとうございました。
またご一緒できる日を楽しみにしております。
次回開催について
レッスン後、「もう一度作ってみたい」「都合が合えば参加してみたい」というお声もいただきましたので、次回の日程についてご案内いたします。
現在、6月11日(木)の開催が決定しております。
また、ご希望がございましたら、
・6月5日(木)
・6月18日(水)
での開催も可能です。
対面レッスンのほか、Zoomでのご受講にも対応しております。
Zoomでご参加の場合は、事前にお道具をご準備いただく必要がございます。
お道具をお持ちでない方には貸し出しも可能です。
その場合は、お道具返送時の送料および手数料として250円をお願いしております。
お申し込み・お問い合わせ後、日程や受講方法(対面・Zoom)についてご相談させていただきます。
季節の移ろいを感じながら、オーガンジーリボンで咲かせる紫陽花づくりをご一緒できましたら嬉しく思います。



