8オートクチュール刺繍の新しい挑戦
オートクチュール刺繍と和紙との出会い
オートクチュール刺繍というと、布にビーズやスパンコールを刺繍してアクセサリーを作るイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
私もこれまで、ブローチやイヤーアクセサリーなどを中心に制作してきました。
しかし今、新しい素材との出会いから、これまでとは少し違う作品づくりに挑戦しています。

和紙に刺繍を施すという挑戦
今回挑戦しているのは、「和紙に刺繍をする」という新しい表現です。
布とは異なり、和紙には独特の風合いや強さ、美しい表情があります。

その魅力を生かしながら、一針一針オートクチュール刺繍を重ねることで、今までにない作品が生まれ始めています。
素材が変わるだけで、刺繍の見え方も大きく変わることに、私自身とても驚いています。
和紙人形「華姫」とのコラボレーション
今回ご縁をいただき、和紙人形「華姫」制作をすることになりました。
今回私のテーマは、日本の伝統文化である歌舞伎。
和紙で作られた華姫に、オートクチュール刺繍ならではの繊細な輝きや立体感を取り入れ、新しい表現を目指しています。
伝統工芸とオートクチュール刺繍。
異なる世界が重なり合うことで生まれる美しさを、作品を通してお届けできればと思っています。
和紙アートボードとのコラボレーション
もう一つの挑戦が、「和紙アートボード」との組み合わせです。
和紙アートボードは、単なる背景ではありません。
作品をより美しく見せるための「展示空間づくり」の一つです。
和紙ならではの質感や柔らかな光の反射が、華姫の世界観をより引き立ててくれるのではないかと思っています。

ホテルオークラ東京で展示いたします
現在制作中の作品は、
8月27日にホテルオークラ東京で開催される展示でお披露目する予定です。
新しい挑戦だからこそ、不安もありますが、それ以上に楽しみな気持ちで制作を進めています。
これまでのオートクチュール刺繍とは少し違う世界をご覧いただけたら嬉しいです。
最後に
作品づくりを続けていると、新しい素材や技法との出会いがあります。
その出会いを大切にしながら、これからも「オートクチュール刺繍だからこそ表現できる美しさ」を探求していきたいと思っています。
8月27日の展示では、この新しい表現がどのような作品になるのか、私自身も楽しみにしています。


