気付けば今年もあと1日。
12月はあっという間一日が終わる毎日でしたが、ちょっとこの機会に一年を振り返ってみました。
出来事の数だけを見れば、今年はとても活動的な一年でした。
しかし実感としては、「広げた」というよりも、立ち位置や在り方を整えはじめた一年だったように感じています。
表現の場が自然に広がっていった一年
今年は、展示販売会や公募展、公募展に加え、華展やラッピングの展示会など、さまざまな形で作品を発表する機会がありました。


オートクチュール刺繍を中心としたアクセサリー、生け花、ラッピング。
それぞれ別の分野として取り組んでいるように見えるかもしれませんが、私の中ではどれも同じ延長線上にあるものなのです。
作ること。
見てもらうこと。
手渡すこと。
それらが、少しずつ自然に並び始めた一年だったように思います。
出展者として、そして場を整える側として
今年のすべてのイベントは、出展者としてだけでなく、企画や準備に関わる立場として参加する機会をいただきました。
作品をつくり、見ていただくために並べる側。
そして、会場など全体を準備し、見渡し、整える側。
その両方を経験したことで、「作品を届ける」ということを、これまでとは少し違う角度から考えられるようになったかも知れません。
自分の作品だけでなく、場の空気や流れを意識すること。
この経験は、これからの制作にも、何かしら影響していくように感じています。
ART WAVEの活動が、本格的に動き出した年

ART WAVEは瀧澤紫さんを中心としたグループなのですが、今年は事務局としての活動も本格的に動き出した一年でした。
作家として作品を発表するだけでなく、ART WAVEの一員として企画や準備に関わる中で、「場をつくる」という視点を持つようになったことは、自分にとっても大きな変化だったと思います。
ご来場くださった方に、快適に空間を楽しんで頂くためには何があると良いのか…
自分が会場に出向いたときに、どの様なものがあると嬉しいか…
そんなことを考える機会が得られたことはとてもありがたい事と思っています。
gift plusという、もうひとつの軸

今年はまた、gift plusとしての活動をスタートさせた年でもありました。
gift plus とはラッピングの講師が集まったユニットです。
ラッピングを通して、贈る気持ちを形にすること。
それを伝えるための発信を少しずつ始めています。
オートクチュール刺繍や生け花と同じように、ラッピングもまた、気持ちを整え、伝えるための大切なもの。
これまで大切にしてきた感覚が、違う形で表に出てきた一年だったように思います。
今年は、華展、展示会、ラッピング展示など、さまざまな場で作品を発表する機会がありました。
ART WAVEやGift Plusの活動も含め、そのひとつひとつが、今までの経験から繋がっていると感じています。
体調、そしてこれからの暮らしを見直した一年
プライベートでは、これからの生活や時間の使い方を考える出来事が重なった一年でもありました。
家族のこと、日々の暮らしのこと、そして自分自身の体調のこと。
人工股関節置換術を決めたのも、「今のつらさを乗り切るため」というより、これから先も無理なく動き続けるための選択でした。
介護という現実が、より身近なものになってきたからこそ、自分の身体を後回しにしない。
そんな決断をした一年だったように思います。
今年を一言で表すなら、
「広げながら、整えはじめた一年」。
無理をしない。
でも、止まらない。
そのバランスを探しながら、
自分なりの歩き方を整えはじめた一年でもありました。
来年は、広げてきたものを整えながら、
ひとつひとつの表現や関わりを、丁寧に深めていきたいと思っているところです。



