ブローチって、お気に入りなのに、意外と出番が少なくなってしまうことはありませんか?
引き出しにしまったままで、「そういえば最近つけていないな…」なんて思うことも。
私は、それが少しもったいないなと感じていました。
それなら、普段はインテリアのように飾っておいて楽しめたら素敵じゃない?

そんな小さな思いつきが、この作品の始まりです。
お気に入りのブローチが、いつも目に入る場所にある。
朝、その前を通るたびにちょっと嬉しくなる。
作品は、身につけている時間だけでなく、暮らしの中で目にする時間も、その人の心を豊かにしてくれるものであれば嬉しいと思っています。
お出かけの日には、その中から今日の気分に合うものを選んで身につける。
帰ってきたら、また元の場所へ戻す。
アクセサリーをしまうのではなく、暮らしの中で楽しむ。
そんな使い方があってもいいなと思ったんです。
外しても美しい空間に
だから、この作品はブローチを外した後も寂しくならないようにデザインしました。
ブローチがなくても、一枚の小さな作品として楽しめること。
そしてブローチを戻すと、また違った表情になること。
どちらも楽しめたら嬉しいなと思っています。

展示会というきっかけ
最初に形にしたきっかけは、「アンデパンダン はがきサイズ小品展」の募集です。
このアイデアを形にする良い機会だと思ったんです。
はがきサイズという小さなスペースの中で、「飾る楽しみ」と「身につける楽しみ」の両方を表現できる作品を作りたい。
そんな思いから、「森の中で見つけた秋」が生まれました。

暮らしの中で作品を楽しむ
私は、アクセサリーは身につけるだけでなく、眺めている時間も楽しめるものだと思っています。
お気に入りだからこそ、引き出しの中ではなく、暮らしの中に。
そんな作品を、これからも少しずつ増やしていけたらいいなと思っています。
これからも形にとらわれずに
「作品はこうあるべき」
そんな固定概念にとらわれず、オートクチュール刺繍の新しい楽しみ方をこれからも考えていきたいと思っています。
身につけること。
飾ること。
そのどちらも楽しめる作品を、これからも少しずつ形にしていきたいと思っています。
この発想から生まれた作品はこちらです。
▶ 森の中で見つけた秋|蓼科の自然から生まれた飾れるブローチ



