オートクチュール刺繍のポニーブローチ|創波展と展示構想から生まれたデザイン

アクセアリー制作


ポニーのモチーフのブローチの誕生ストーリーを、あらためて残しておこうと思います。

きっかけ

きっかけは、昨年の創波展

展示会場となった万国橋シャラリーは馬車道という場所にありました。

そしてその今年の干支が「馬」であったことから、自然と「馬」をモチーフにしたデザインを考えはじめました。

どうしてポニー?

いくつかのデザインを描いていく中で、特に印象に残ったのがポニーのモチーフです。

小さな体の中に感じられる動きや、どこか楽しげで軽やかな表情。その雰囲気がとても魅力的に感じられ、このモチーフをもとに作品を展開していくことにしました。

そしてもうひとつ、ポニーを選んだ大きな理由があります。

それは、ブローチを「飾るもの」として見せたいという構想でした。

このときの展示では、創波展の空間に合わせて、ブローチをクリスマスツリーのオーナメントのようにして飾るイメージを思い描いていました。

その中で、立体感や動きのあるポニーのモチーフは、空間の中でも軽やかに映え、視線を自然と引きつけてくれる存在でした。

「身につける」だけでなく、「飾る」ことで生まれる楽しさ。

その両方を感じていただける形として、このポニーのデザインはとても相性が良かったのです。

バリエーションは?

まず考えたのはカラーバリエーションです。

白・焦げ茶・黒・グレーと、実際の馬の毛色をイメージしながら制作しました。

鞍や装飾は、全体のバランスを見ながら少しずつアレンジを加えています。

向きについては、右向き・左向きの両方を試作しましたが、
ブローチとしての収まりの良さから、現在は左向きをメインにしています。

その後

こうして生まれたポニーのブローチは、その後お客様からのリクエストをきっかけに、
サイズ違いや仕様違いへと少しずつ広がっていきました。

ひとつのモチーフが、使い方や想いによって形を変えながら育っていくこと。

それもまた、ものづくりの楽しさのひとつだと感じています。

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