オートクチュール刺繍にはどんな糸や針を使う?

オートクチュール刺繍

オートクチュール刺繍というと、「きらきらした素材」や「細かいビーズ」のイメージが強いかもしれません。

作品をを仕上げるには、たくさんの種類の糸が必要があり、作品の雰囲気や仕上がりを大きく左右する大切な素材です。

ここでは、初めての方でも取り組みやすい様に、オートクチュール刺繍でよく使われる糸をわかりやすく紹介します。

オートクチュール刺繍に使う糸の種類

オートクチュール刺繍で使用する糸を三つに分けて紹介してみたいと思います。

縫い留めるための糸

ビーズやパール、スパンコールを縫い留めるための糸。
しなやかで多少弾力がある糸が向いています。
素材はナイロンポリエステル


初心者におススメな糸はTOHOが出している「One-G」と、MIYUKIが出している「ビーズステッチ糸」。いずれもナイロン糸です。

理由は、適度な弾力と扱いやすさ。そして、カラーバリエーションが豊富さ。

中・上級者におススメな糸は、MIYUKIが出している「ビーズ刺繍糸」
こちらは柔らかいので、スパンコールなど繊細なものを刺繍するのに最適です。

しかし、柔らかいがゆえに絡まりやすく、初心者には扱いにくいと思います。

白、黒、ベージュ(サンド)。この三色があれば、たいていの刺繍は可能です。

フィラガンもおススメですが、こちらは細めの糸で、リュネビルにはよく使われているようです。

刺繍面を埋める糸

いわゆる『刺繍糸』とよばれている糸としては、DMC 25番刺繍糸コスモやDMCが有名です。

フランス刺繍やクロスステッチでよくつかわれております。

DMC 25番刺繍糸

オートクチュール刺繍では、それ以外にもラメ糸、サテン糸、モール糸もよくつかわれます。


ラメ糸 DMC ライトエフェクト

単独では糸の特徴が強調されることもあるため、他の糸と組み合わせて使用することもよくあります。
独特の張りと光沢があり、アクセントに適した糸。堅いので、平面をめるのには若干不向き。


DMC サテン糸

艶々した柔らかい糸。多少扱いにくさがあるので、中・上級者向けの糸。


モール糸

モフモフした感じの糸。アクセントに向いている。

糸にストレスを掛けないようにしなければならず、針はかなり太めがおススメ。


パールパール

拠ってある糸。糸のラインがはっきりするた、太いため平面を埋めるのが楽な糸。

使用する針も太目がおススメ。


リリアンのように編んである糸。扱っている店舗が少なく、ネットでの購入がおススメ。


縫い留めることもできる見えてもよい糸

金糸や銀糸が多いですが、スパンコールや小さめのビースを縫い留めることができる糸。


縫い留めるための糸に比べると、かなり細いので切れやすいですが、繊細なので、見えたとしてもそれがデザインとし使用できる糸です。

おススメなのは、MIYUKIが出している「メタリックスレッド」

色は4色ありますが、ライトゴールドシルバーが使いやすいと思います。

DMCのディアマント(Diamant)は入手しやすくおススメですが、スパンコールを縫い留めるのには向かずワイヤーを縫い留めたり、縁取りするのに向いている刺繍糸です。



糸によって針は変わる

共用して使用できる針もあります。ですが、目的に応じて糸を変えるとより美しい作品を作ることができます。

まず、針の太さとその特徴についてまとめてみます。

針の号数太さ特徴
13号かなり細いヴィンテージのビーズやケシパールなど
11号細め穴が小さめの特小ビーズ
10号細い(万能)幅広く使える。最近の特小ビーズも使用可
7号標準25番刺繍糸1〜2本どりで一番使いやすい
6~3号太い面埋め・糸を多く使う刺繍向き

オートクチュール刺繍は、ビーズやスパンコールを縫い留めることが多いので、10号のビーズ針をお勧めしております。

糸を刺繍するときは、「フランス刺しゅう針 N0.3~9 取り合わせ」をお勧めします。



糸と針の組み合わせ

糸の太さにあった針を選ぶことは大切ですが、糸によっては二種類の針を使い分けたほうが便利な場合もあります。

初心者が一番使いやすい針は、先ほど紹介した「ビーズ針 シャープ#10 Short」です。

こちらはLongもありますが、使い慣れないない場合、長いと針が曲がることがあり、針先をコントロールしやすいShortをお勧めしております。

「ビーズ針 シャープ#10 Short」が使用可能な糸は、「One-G」「ビーズステッチ糸」です。


メタリックスレッドも使用可能ですが、この糸はストレスに弱いため、少し太めの針を使用することをお勧めします。


ただし、特小ビーズを縫い留めたいときは、「ビーズ針 シャープ#10 Short」を使用することもあります。

刺繍糸と呼ばれる糸は、フランス刺繍八9号もしくは7号をしようすることが多いです。

しかし、これも、刺繍糸の本数や使用する刺繍糸の種類によって対応する必要はあります。



まとめ

オートクチュール刺繍を始めるときにまず、初めにそろえるのは、「ビーズ針 シャープ#10 Short」「フランス刺しゅう針 N0.3~9 取り合わせ」

糸は「One-G」白、黒、ベージュ(サンド)
メタリックスレッドは少しオートクチュール刺繍に慣れてきてからでも良いと思います。

刺繍糸はデザインによって変わるので、その都度そろえることをお勧めします。
入手しにくいともあるので、その時は、ネットショップを使うと良いでしょう。

針の種類が多く、単独だと判らないことも多いので、混乱しないように、使用したら所定の場所に収納することを忘れないようにしてくださね。

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